鬼滅の刃遊郭編を見ながら、親方様と鬼舞辻無惨は真逆だなあと思ったのです。
(いや、当たり前なんですけどね)
親方様は常に穏やか。
無惨様は更年期か?ってくらい(笑)常にストレスmax。
漫画を楽しく読んでいる側としては、無惨様パワハラすぎwwwって笑い話になるけど、
でも実際、日常生活で考えると、
ちょっとしたことでイラッとしてあぁ!?ヽ(`Д´#)ノ
と怒り口調になってしまうこって意外とあると思うんですよね。
「あなたは私におとされたい」を読んでると、ああ、疲れているとこういう口調になりがちだよなあ・・と我が身を振り返りたくなる笑
もちろん、好き好んでイライラしているわけではないはずだし、
イライラがなければ普通に受け答えできるはず。
だけど、実はイライラがなくてもイライラするっていうか、イライラがイライラを引き起こすというか、そうやっているうちにイライラモードがデフォルトになることがあると思うんです。(イライラ書きすぎか笑)
子供って泣き始めたり起こり始めると、もはや何が原因かわからないくらい、大の字になってイヤイヤモード全開になったりしますよね。
多分これと同じ状態。
ちょっと前に、いつも笑顔でいる秘訣ってなんだと思う?って話が出たことがあって、
そりゃー良い環境にいることとか、ストレスを減らすとか、いろいろ思ったんですが、
なんと答えは「笑顔を作ること」だったんです。
幸せだから笑顔になるんじゃなくて、
笑顔でいるから幸せになれるってことらしい。
アホかー!イロイロありすぎて笑顔になれないから苦労してるんじゃ(# ゚Д゚)
と思われるかもしれませんが、自分の中のイライラをどこかにぶつけてる時点で解決は難しいんですよね。
だって、他人を自分に都合がいいように変えるのはムリゲーです。
さらに言えば、自分を変えることだってなかなか大変です。
だからこそ、捉え方を変えるんです。
例えば、以前わたしは旦那にイライラしておりました。
なぜなら、玄関に靴が何足も出しっぱなしになる、片付けてある服の下から引っ張り出して雪崩が起きている、何かお願いしても即行動してくれない(後からやってはくれるが動くまでが遅い・・)
もう、行動パターンが自分と違いすぎて
「靴を出したら、履かない靴は片付けるべきでしょ!」
「なぜわざわざ下から服を出す!ってか崩れたら戻せ!」
「とりあえず動かんかい(# ゚Д゚)」
と、毎度毎度ストレスで小言ばっかりでした。
ホントにイヤで1年くらいまともに会話しなかった気もするんですが、
ある時、自分以外は別の世界線で生きているのかもしれないと思ったんです。
だって、性格もこれまでの経験も、思考パターンも趣味も嗜好も何もかも違うわけです。
私は、割とキチッと区切ってやるのが好きなんですが、これは私の世界線の話。
旦那には旦那の世界線があって、
どちらが正しいとか上だとかはなくて、
単に自分の中のマイルールが違うだけ。
別に私をイライラさせようとしているわけでもなく、反発しているわけでもない。
住んでいる宇宙が違うんだ。
そう思ったら、あら不思議。
玄関に靴がたくさんあっても、この人は靴を出しておきたい世界に住んでいるんだ、玄関を散らかしたくない世界にいる”私のために”私が片付けよう。(片付けさせられている、から、自分のために片付ける、に変わった)
服が雪崩を起こしていても、まあ、見苦しいけど、私の服置き場の領域外だし、彼の世界のことはお任せしよう。(自分の領域外のことはある意味放置)
即動かないのも、時間軸が違うから仕方ない。彼の時間はゆっくり流れているんだ。
・・と、事象は何一つ変わらなくても「捉え方」を変えたら、サーっとイライラが消えていきました。
そもそも、私のマイルールを相手に無理やり押し付けようとして、そこに摩擦が生じて静電気(ストレス)が発生していただけだったのです。
自分と相手は違う。
そうやって、自分と相手との間にワンクッション置くことが、もしかすると穏やかな笑顔を手に入れる秘訣かもしれないと思うのです。
鬼滅の刃で、親方様が基本にっこり顔で固定なのは、全てを飲み込んで自分が背負う、周りに安心感を与えるという「意思」の表れ。
だから私たちも、自分の意思で笑えばいいんじゃないって思うのです。