ちょっと前まであった「ゆとり教育」に始まり、
モンスターペアレンツ、生活保護の不正受給問題などなど・・
全ての根源はこのセリフに言い表されているかと。
攻殻機動隊に出てくるものですが、
政府運営の洗脳施設に成り下がっていた表向き福祉施設に、
公安部隊所属の主人公(草薙素子)が突入したときに出会った施設の子供から「助けに来てくれたんですね」と言われたときに、応えたセリフです。
何が望みだ?
俗悪メディアに洗脳されながら種(ギム)をまかずに実(フクシ)を食べる事か?
興進国を犠牲にしてお前にだってゴーストがあるだろ
脳だってついている
電脳にもアクセスできる未来を創れ
まあ、孤児に向かっていうのは厳しいような気もしますが、
なんにせよ、自分の未来は自分で切り開かねばいけないってこと。
アレも嫌、これもやりたくない、でも自分の欲しいものは手に入れたい・・
ま、そんなワガママな自由と権利をはき違えた「くれくれ詐欺」みたいなことは止めましょう。
漫画の中にある「ゴースト」とは、簡単に言えば「自我」といった意味合いで使われています。
自分自身というものがあるなら、自分の未来のためには自分で行動しないといけない。
自由を手に入れるには、そこにはいくつかの義務が発生するということ。
今がイヤなら自分で行動しましょうね!
今回の引用:攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX