年末に近づいてくると、次年度の就活に向けて準備を始める時期になりますよね。
実際に面接に行くとかだけじゃなく、
どの業種にするのか? とか、
具体的にどの企業を希望するのか? とか
自分の興味関心の棚卸をはじめないといけないです。
いや、ホント、今は大変ですね。
といいつつ、私自身も実は一度も「おいしい時期」に当たったことがなく・・
例えば小・中学生の頃は「夕焼けニャンニャン」な時代で、
「大学生になるとああやってキャピキャピできるんだ~」
と将来を夢(?)見たり、高校生の頃はバブリーな時代で
「大人になったらウハウハなんだ~」
と楽ショー気分でいたものの、
いざ大学生になると「ジュリアナ現象」もブームが去り、
大学卒業前になるとバブルも弾けまくって「就職氷河期」になっていて
「話違うじゃん!!」
って感じでした^^;
卒業年には山一證券も倒産したりしたので、
「その会社で一生働き続けることができる」
なんてことはあり得ない事なんだと、思い知らされました。
つまり「努力さえすればそれがそのまま報われる」のはラッキーなことで、
「自分なりにやった! だから自分は報われるべき!」
ってのもそうそうあり得ない。
逆に「自分なりにやった」というのが
自分としては「努力したんだ」と思いこんでいるわけで、
これが危険だったりします。
例えば学校の勉強で毎日5時間勉強したとしても、
それが漢字の書き取りばっかりやってたって成績は上がらないですよね。
(漢字のテストだけなら点数とれるでしょうケド)
どういう試験が出されるのか?
そのために知るべき・得るべきことは何なのか?
じゃあ自分としてはどの分野を、どれだけの量をやるべきなのか?
ここを正しく判断した上で「努力」しないと結果も出ません。
だから「自分なりにやった」というだけでは実は何の意味もないです。
「正しい内容と方向で、モチベーションを継続し続け、
十分な量なされた努力は報われる」
と言ったほうがしっくりきます。
簡単に言えば、
きちんと頭を使ってやるべきことを見極めながらトコトンやるべし!
ですね。
そう考えると、努力が報われるかどうかって、
意外と「見極める力」があるかどうかに影響を受けるんじゃないかな、と。
見極めができないと、
とりあえず手当たり次第に時間を使うだけで意味のない努力になりかねない。
見極めができれば自分のやるべきことも明確になるし
そのためにはどれだけのことをやらないといけないかも認識できる。
じゃあ、見極める力ってどうやったら手に入るのか?
そこはまた次回考えてみようと思います。